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【世界陸上2017ロンドン】day9見どころ

【世界陸上2017ロンドン】day9見どころ

【世界陸上2017ロンドン】day9見どころ

こんにちは、スポーツライターのENOKI(@enoki0520)です。

今大会もいよいよ大詰めを迎えます。
昨年日本中を興奮の渦に巻き込んだ男子4×100mRの予選と決勝も、本日一気に行われます。
予選は夕飯時に行われるため、「さすがに深夜に起きてまで見るのは」と連日の夜更かしをためらっていた方にもぜひ見ていただきたいです。

リレーはもちろん、他の競技も合わせて展望を見てみましょう。

※この記事は「テレビで放送していたらチャンネルを合わせて、日本代表がいたらとりあえず応援する」くらいの方に向けた見どころなので、いわゆる「陸上ガチ勢」の方にはぬるい内容になっています。

day9 タイムテーブル

※すべての種目がテレビ放送されるわけではありません。

  • 18:00- 十種・110mH(右代啓祐、中村明彦)
  • 18:35- 女子4×100mR 予選
  • 18:55- 男子4×100mR 予選(飯塚翔太、多田修平、藤光謙司、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥)
  • 19:00- 十種・円盤投 A組(右代啓祐、中村明彦)
  • 19:20- 女子4×400mR 予選
  • 19:50- 男子4×400mR 予選(北川貴理、金丸祐三、木村和史、佐藤拳太郎、堀井浩介)
  • 20:20- 十種・円盤投 B組(右代啓祐、中村明彦)
  • 22:15- 十種・棒高跳 A組・B組(右代啓祐、中村明彦)
  • 01:30- 十種・やり投 A組(右代啓祐、中村明彦)
  • 02:55- 十種・やり投 B組(右代啓祐、中村明彦)
  • 03:05- 女子走高跳 決勝
  • 04:05- 女子100mH 決勝
  • 04:15- 男子やり投 決勝
  • 04:20- 男子5000m 決勝
  • 04:45- 十種・1500m 決勝(右代啓祐、中村明彦)
  • 05:30- 女子4×100mR 決勝
  • 05:50- 男子4×100mR 決勝(飯塚翔太、多田修平、藤光謙司、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥)

ボルト、真のラストラン

ボルト、真のラストラン男子4×100mRの予選は18:55から、決勝は翌朝05:50から行われます。
予選は2組行われ、各組上位3チームと4位以下のタイム上位2チームが夜の決勝へ。

日本は予選1組に出場し、開催国・イギリスや今大会男子100mでワン・ツーフィニッシュしたアメリカなどと同じレースを走ります。
2組には、このリレーが真の引退レースとなるウサイン・ボルトを擁するジャマイカなど。
予選はボルトを温存し、決勝では4走にボルトを出して優勝、というのが近年のチーム・ジャマイカですが、今大会は予選からボルトの出場が有力視され、バトンパスなどのアクシデントがない限り決勝進出は間違いないでしょう。

ボルトは例年と異なり200mを回避していて、例年以上にリレーに向けて万全の調子を整えてきていると見られます。
毎年アメリカとの2強対決が注目されながらも王者の座を守り続けてきたジャマイカ。
今大会も優勝し、ボルトは有終の美を飾ることができるでしょうか。

日本代表2年連続の表彰台となるか

日本代表2年連続の表彰台となるか次に、日本代表を見てみましょう。

予選1組の中でシーズンベスト(39秒07)は8チーム中5位、2組と合わせても16位中11位と、数字だけを見ると予選通過は危うく見えます。
しかし、この記録を出したのは中央大学のリレーチームであり、今大会の代表メンバーは含まれていません。
今大会の代表メンバーの実力を考慮すれば、少なくとも38秒台は間違いないはず。

もちろん、代表メンバーが走ったシーズンベストでない可能性というのは他国にもあり、他国もそれを上回ってくる可能性は十分あります。
予選通過すら不安になるようなことばかりを書いていますが、わたしは日本代表が予選通過すると予想しているんです。
それは、リオデジャネイロ五輪の走者2人が個人種目代表漏れする層の厚さにあります。

今大会のリレーメンバーは100mと200mの代表4選手と、リレーメンバーとして代表入りした桐生祥秀藤光謙司の6人。
藤光はリオデジャネイロ五輪でも控えに回っているため、多田修平を除く個人種目代表の3人と藤光の4人が継続してメンバー入りした形。
五輪1走の山縣は故障明けということもあり、代表の座を逃しています。

当初は五輪の走順をそのまま続投し、山縣の代打としてサニブラウン・A・ハキームが1走に入るオーダーが有力視されていました。
しかしサニブラウンは200m決勝後、右脚のハムストリングスの違和感への懸念からリレーの欠場を表明しています。
サニブラウンの代打には、今大会の100m予選、準決勝でスタートの良さを見せた多田修平が1走を務めることが濃厚に。

また、4走のケンブリッジ飛鳥の不調も噂され、ベテランの藤光が4走を務める可能性も急浮上しています。
藤光は2013モスクワ大会と2015北京大会ではともに2走を務めている実力者で、走順が違ったとしても安心して観ることができるのは心強いです。

決してベストメンバーではないかもしれませんが、誰が走っても遜色ないのが、今大会のリレーメンバー6人の大きな強みです。
リレー回避の意向を示した後も、サニブラウンがリレーの練習に姿を現したとの情報もあります。
200mの彼の勢いがチームに蔓延し、リレーでも五輪同様の走りを期待したいです。

『キング・オブ・アスリート』十種競技、巻き返しなるか

『キング・オブ・アスリート』十種競技、巻き返しなるかリレー以外にも、本日は十種競技に右代啓祐中村明彦が出場しています。
初日終了時点で右代が27位、中村が26位と、途中棄権した選手を除いた下位2選手となってしまい、彼らも本調子ではありません。

十種はその名の通り陸上競技の10種目を行い、総合点を競う競技です。

一日目が100m、400m、走幅跳、走高跳、砲丸投。
二日目が110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500m。

「走」「跳」「投」の陸上競技の3要素すべてでレベルの高いパフォーマンスが求められるため、十種は『キング・オブ・アスリート』と呼ばれています。

ただ、当たり前のことですが十種目すべてを高いレベルで行うのは非常に難しいんです。
そのため得意種目で稼ぎ、苦手種目でライバルとの差を最小限に留める必要があり、得意種目で伸びなかったり、苦手種目で大きく失敗することは、かなりの痛手となります。

中村はトラック種目が得意なスピード系の選手ですが、100mと400mでは伸び悩みました。
最終種目の1500mも得意としているため、そこでの挽回を期待したいところ。

右代は対照的にスピード系を苦手とし、196cmの大きな体格からも察しが付く通り、投てき種目を得意としています。
やり投を筆頭に、右代の得意種目は2日目の今日に集中しているため、最下位からの巻き返しに期待したいです。

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