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【Giro d’Italia 2018】TAPPA10

【Giro d’Italia 2018】TAPPA10

Giro2018_TAPPA10_logoこんにちは、スポーツライターのENOKI(@enoki0520)です。

グランツールの一つジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)のコース紹介記事を毎日更新しています!
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。
大会公式Twitterアカウント(@giroditalia)や公式アプリも要チェックです!

Giro d'Italia

第9ステージをプレイバック

グラン・サッソを上った5/13の第9ステージを早速振り返りましょう!

【Giro d’Italia 2018】TAPPA09
【Giro d’Italia 2018】TAPPA09 こんにちは、スポーツライターのENOKI(@enoki0520)です。 グランツールの一つジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)のコース紹介記事を毎日…

第9ステージ:レース展開

逃げ集団は本日も大人数を形成。
ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC@AndroniGiocatto)がダヴィデ・バッレリーニ@ballero_94/ITA)とファウスト・マスナーダ@MasnadaFausto/ITA)、BAHRAIN – MERIDA@Bahrain_Merida)がマヌエーレ・ボアロ@BoaroManuele/ITA)とジョヴァンニ・ヴィスコンティ@giovisco/ITA)、TREK – SEGAFREDO@treksegafredo)がジャンルーカ・ブランビッラ@glbrambilla/ITA)とローラン・ディディエ@laurent_didier/LUX)と、3チームが2名ずつ選手を送っているほかは8チームが逃げ集団に選手を送り、14人の大集団になっています。

ほかはミカエル・シュレル@mikaelcherel/FRA/AG2R LA MONDIALE)、シモーネ・アンドレッタ@Andreetta93/ITA/BARDIANI CSF)、チェーザレ・ベネデッティ@benedetticesare/ITA/BORA – HANSGROHE)、ティム・ウェレンス@Tim_Wellens/BEL/LOTTO FIX ALL)、ナトエナル・ベルハネ@Natnaelb2/ERI/TEAM DIMENSION DATA)、ヒュー・カーシー(GBR/TEAM EF EDUCATION FIRST)、マキシム・ベルコフ@BelkovMaxim/RUS/ TEAM KATUSHA ALPECIN)、アレックス・トゥリン@AlexTurrin/ITA/WILIER TRIESTINA – SELLE ITALIA)が逃げ集団の一員です。

最初の山岳ポイント・ロッカラーゾの4kmほど手前でにベルハネとANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMECの2選手が逃げ集団から飛び出します。
マスナーダのバイクのチェーンが落ちるトラブルがあったものの、バッレリーニとベルハネの”力添え”でマスナーダ、ベルハネ、バッレリーニの順で通過。
しかし、この”力添え”が判定でマイナスとなり、順位が繰り下がりました。

中間スプリントポイント・ポーポリはバッレリーニ、ベルコフ、トゥリンの順で通過しました。
が先頭を引く逃げ集団がポーポリを通過した時点でメイン集団との差はおよそ8分です。

カラーショ、グラン・サッソの山岳ポイントへ

中間スプリントポイント・ブッシ・スル・ティリーノはポーポリと同じ3人がボーナスタイムを獲得。
このまま1級山岳・カラーショへ向かいます。

残り43kmでASTANA PRO TEAM@AstanaTeam)が先頭集団を引くペースをぐっと上げました。
3kmほどで逃げ集団とのタイム差を6分49秒にまで縮めます。

残り40kmを切ったあたりで逃げ集団からディディエが1人遅れました。
逃げ集団とメイン集団のタイム差が5分を切ったのは、残り35km地点手前です。

メイン集団残り34.5km地点でボアロが動き、逃げ集団のペースが上がります。
その後方でトゥリンが遅れ、逃げ集団が12人になりました。

ASTANA PRO TEAMが淡々とメイン集団を引っ張り、エースのミゲル・アンヘル・ロペス@SupermanlopezN/COL/ASTANA PRO TEAM)の総合順位を上げるためにペースを上げました。
メイン集団からも遅れる選手が続出し、集団も小さくなりつつあります。

カラーショの山岳ポイントはマスナーダ、シュレルが逃げ集団を飛び出して通過、3位にはウェレンスが続きました。
カラーショ通過後は逃げ集団でアタック合戦が起こり、ベルコフが遅れます。

総合有力選手が続々メイン集団前線に集結

 

先頭集団はボアロ、ヴィスコンティ、シュレル、カーシー、マスナーダ、ブランビッラの6選手に絞られました。
逃げ集団が残り20kmを通過したとき、メイン集団とのタイム差は3分22秒。

残り19kmでMITCHELTON – SCOTT@MitcheltonSCOTT)が前に出てきます。
サイモン・イェーツ@SimonYatess/GBR/MITCHELTON – SCOTT)は前方にいるものの、ヨアン・エステバン・チャベス@estecharu/COL/MITCHELTON – SCOTT)はヴァシル・キリエンカ@VasilKiryienka/BLR)らTeam Sky(@TeamSky)の後ろにいるようです。

先頭集団ではマスナーダが飛び出すものの、逃げ切ることができません。
再アタックしたマスナーダが残り15kmに入ったとき、タイム差は2分38秒。
追走集団ではボアロが仕掛け、4人は離されました。

マスナーダ、ボアロも上手く4人を突き放し、合流させません。
マスナーダが残り10kmを切ってメイン集団との差が2分13秒。

残り6.3kmでマスナーダとボアロのタイム差は40秒以上、4人とのタイム差は1分20秒以上となりました。
カーシーがアタックを仕掛け、ヴィスコンティ、シュレルが合流してボアロに迫ろうとします。
残り4.3kmでシュレル、ヴィスコンティ、ボアロが、残り3.6kmでカーシーがメイン集団に吸収され、マスナーダとの差は1分を切りました。

逃げ集団全員吸収、”パンターニの山”を制したのはマリア・ローザ

ASTANA PRO TEAMが先頭集団を引っ張り始め、総合勢とそのアシストも続々上位に集まります。
残り3kmでいよいよメイン集団の肉眼でマスナーダが捉えられるようになり、集団が1つになったのは残り2.7km。
この頃にはメイン集団も2つに分かれ、ファビオ・アル@FabioAru1/ITA/UAE TEAM EMIRATES)やローハン・デニス@RohanDennis/AUS/BMC Racing Team)が遅れます。

マスナーダが捕まったタイミングでジューリオ・チッコーネ@giuliocicco1/ITA/BARDIANI CSF)がアタックを仕掛けるものの決まり切りません。
さらに、クリス・フルーム@chrisfroome/GBR/Team Sky)も遅れはじめ、いつもの淡々とした表情は見えず、ラスト1.7kmでチッコーネも捉えられます。

残り1.5kmでティボー・ピノ@ThibautPinot/FRA/GROUPAMA FDJ)、がアタックし、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ@pozzovivod/ITA/BAHRAIN – MERIDA)、リチャル・カラパス@RichardCarapazM/ECU/MOVISTAR TEAM)、ペリョ・ビルバオ@PelloBilbao1990/ESP/ASTANA PRO TEAM)、チャベスといった総合上位陣が反応。
トム・デュムラン@tom_dumoulin/NED/Team Sunweb)、サイモンはすぐに反応できないものの、巻き返します。

ラスト500mはポッツォヴィーヴォが先頭で通過。
ポッツォヴィーヴォ、ピノ、サイモン、チャベス、カラパスの5人が縦になって最後まで進み、ピノがポッツォヴィーヴォを抜こうと右に出たところ、大外からサイモンがアタック。
第6ステージ・エトナの残り1.5kmを彷彿とさせる、軽やかなアタックを決めます。
そのまま逃げ切ったマリア・ローザが”パンターニの山”を制し、ピノ、チャベス、ポッツォヴィーヴォ、カラパスと続きました。

第9ステージ:ステージ順位

MITCHELTON-SCOTTが第6ステージのチャベスに続くステージ2勝目。
総合上位勢が軒並みステージ上位に名を連ねました。

  1. サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):5:54:13
  2. ティボー・ピノ(GROUPAMA FDJ):+0:00
  3. ヨアン・エステバン・チャベス(MITCHELTON – SCOTT):+0:00
  4. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(BAHRAIN – MERIDA):+0:04
  5. リチャル・カラパス(MOVISTAR TEAM):+0:04
  6. ダヴィデ・フォルモロ@davideformolo /ITA/BORA – HANSGROHE):+0:10
  7. ジョージ・ベネット@georgenbennett/NZL/TEAM LOTTO NL – JUMBO):+0:12
  8. トム・デュムラン(Team Sunweb):+0:12
  9. ミゲル・アンヘル・ロペス(ASTANA PRO TEAM):+0:12
  10. ジューリオ・チッコーネ(BARDIANI CSF):+0:24

フルームはサイモンから1分7秒差の23位、アルは1分14秒差の24位と、いずれも大きくタイムを失う結果に。
休息日明けの復調が期待されます。

第9ステージ終了時点の総合順位

サイモンがボーナスタイム10秒を獲得したため、チャベスも4秒獲得しているとはいえ2位以下を大きく引き離しました。

  1. サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):37:37:15
  2. ヨアン・エステバン・チャベス(MITCHELTON – SCOTT):+0:32
  3. トム・デュムラン(Team Sunweb):+0:38
  4. ティボー・ピノ(GROUPAMA FDJ):+0:45
  5. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(BAHRAIN – MERIDA):+0:57
  6. リチャル・カラパス(MOVISTAR TEAM):+1:20
  7. ジョージ・ベネット(TEAM LOTTO NL – JUMBO):+1:33
  8. ローハン・デニス(BMC Racing Team):+2:05
  9. ペリョ・ビルバオ@PelloBilbao1990/ESP/ASTANA PRO TEAM):+2:05
  10. マイケル・ウッズ@rusty_woods/CAN/TEAM EF EDUCATION FIRST):+2:25
  • 出走176選手/完走170選手/リタイア6選手(棄権2選手、途中棄権4選手)
  • Maglia Rosa(総合首位)…サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):37:37:15
  • Maglia Ciclamino(ポイント賞)… エリア・ヴィヴィアーニ@eliaviviani/ITA/QUICK-STEP FLOORS):178ポイント
  • Maglia Azzurra(山岳賞)…サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):55ポイント
  • Maglia Bianca(新人賞)… リチャル・カラパス(MOVISTAR TEAM):+1:20

フルームやアルといった総合有力勢がタイムを大きく落としたため、ステージ12位のウッズが総合10位にジャンプアップ。

また、サイモンがマリア・ローザに加えてマリア・アッズーラも獲得しました。
第10ステージでは繰り下げで47ポイントで2位のチャベスがマリア・アッズーラを着用します。
つまり、見た目の4賞ジャージはそのままです。

第10ステージ概要

休息日明けの第10ステージはペンネ~グアルド・タディーノの239.0km、今大会最長距離を走るステージです。

  • スタート:ペンネ
  • フィニッシュ:グアルド・タディーノ
  • 総距離:239.0km
  • 中間スプリントポイント:Teramo、Sarnano
  • 補給地点:115km~118km地点
  • 山岳:Fonte della Creta(2級)、Bruzzolana(3級)、Annifo(4級)
  • ステージ:中級山岳
  • 開始時刻:10:55(日本時間17:55)
  • ステージ難度:★★★☆☆
  • 引用元:大会公式サイト内ステージ10コース紹介ページ

ペンネの街の西にあるペンネ湖を通り過ぎたところからアクチュアル・スタートで、そこから5kmを過ぎると早速2級山岳・フォンテ・デッラ・クレータを上ります。
今ステージではこのあと2つ山岳が登場するものの3級、4級と順にカテゴリーを落としていくので、20kmそこそこでハイライトの1つを迎えることに。
(ハイライトなのにDAZNだと恐らく録画VTRをサラッと見て終わってしまうの、悲しすぎません?)

Giro2018_10_map

平均勾配6%、最大勾配12%とはいえ、大きなアップダウンはありませんが、山岳ポイント地点の目の前の勾配は10%近く、最後まで気が抜けない展開になりそうです。
フォンテ・デッラ・クレータの上りは約16km続くためやや単調かもしれませんが、上り終わるとすぐに1,000mを下ります。

下った後はすぐに7.3kmの上りに入り、3級山岳・ブルッツォラーナへ。
上った後はまたすぐ下って中間スプリントポイントのテラモへと続き、ステージ全体の序盤1/4でも山岳賞やポイント賞争いが大きく動くポイントが続きます。

Giro2018_10_alt

ステージが後半にはいってすぐに中間スプリントポイントのサルナーノを過ぎるとなだらかな下りが続き、カルダローラに入ります。
ここを起点に緩やかな上りが40km続き、4級山岳・アンニフォへ。
方角的にはほぼ真東に進み、「イタリアの背骨」ことアペニン山脈を横切る形でアンニフォを通過し、今度は北上してフィニッシュ地点のグアルド・タディーノに向かいます。

グアルド・タディーノに入る前も入ってからも、ほぼ直線の道が続きますが、フラム・ルージュの前後で2回直角に曲がり、そのあと三角形状にコースを回ってフィニッシュのストレートへ。
ストレートは約500m、ほぼ平坦の道路です。

第10ステージレース展望

3つの山岳でふるい落とされることなく先頭集団にスプリンターが残れば、ラスト500mの平坦ストレートでスプリント合戦が見られるかもしれません。
でもフラム・ルージュ手前辺りから直角カーブや三角形状のカーブ(60°くらい?)が続くので、ストレートに入った時点での位置取りが重要なポイントになりそうです。
これだけの急カーブが続くので、落車や巻き込まれにも注意したいところ。

総合勢もポイント賞を本格的に狙いに行く選手たちも逃げ集団に入るようなステージではないので、逃げ集団は総合に影響しない選手たちが有力。
また前半の2級と3級の山岳を1位通過すれば山岳ポイントが22点獲れる計算なので、総合70位・山岳賞7位のベルハネ辺りは逃げに入る可能性も。
ちなみにベルハネの第1週終了時点の山岳ポイントは15点なので、22ポイント獲って37ポイントになると、36ポイントのピノを上回って3位に浮上します。
もちろん他の逃げが簡単に行かせない可能性もありますが、果たしてどうなるのでしょうか?

激動の第2週が始まったジロ・デ・イタリア第10ステージは本日20:05からDAZNで生中継!
お見逃しなく!

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