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【Giro d’Italia 2018】TAPPA11

【Giro d’Italia 2018】TAPPA11

Giro18_TAPPA11こんにちは、スポーツライターのENOKI(@enoki0520)です。

グランツールの一つジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)のコース紹介記事を毎日更新しています!
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。
大会公式Twitterアカウント(@giroditalia)や公式アプリも要チェックです!

Giro d'Italia

第10ステージをプレイバック

昨日の第10ステージ、第2週波乱の幕開けとなった244kmを振り返りましょう!

【Giro d’Italia 2018】TAPPA10
【Giro d’Italia 2018】TAPPA10 こんにちは、スポーツライターのENOKI(@enoki0520)です。 グランツールの一つジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)のコース紹介記事を毎日…

第10ステージ:レース展開

クーン・ボーマン@koenbouwman/NED/TEAM LOTTO NL – JUMBO)、ダヴィデ・バッレリーニ@ballero_94/ITA/ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC)、トニー・マルティン@tonymartin85/GER/ TEAM KATUSHA ALPECIN)、マテイ・モホリッチ@matmohoric/SLO/BAHRAIN – MERIDA)、ベンジャミン・キング@BenKing89/USA/TEAM DIMENSION DATA)、マッテーオ・モンタグーティ@MontagutiMatteo/ITA/AG2R LA MONDIALE)、クリッツ・ネイランズ@Neilands_K/LAT/ISRAEL CYCLING ACADEMY)、ルイス・レオン・サンチェス@LLEONSANCHEZ/ESP/ASTANA PRO TEAM)、ハルリンソン・パンタノ@jarlinsonpantan/COL/TREK – SEGAFREDO)、ヴァレリオ・コンティ@valerioconti93/ITA/UAE TEAM EMIRATES)で形成しかけた逃げ集団にジューリオ・チッコーネ@giuliocicco1/ITA/BARDIANI CSF)が合流し、12名で逃げ集団となります。

スタートから21.3km地点の2級山岳・フォンテ・デッラ・クレータ、56.1km地点の3級山岳・ブルッツォラーナはともにチッコーネ、モンタグーティ、モホリッチの順でポイントを獲得しました。
続く中間スプリントポイント・テラモはバッレリーニ、キング、ボーマン、モホリッチ、ネイランズと続きます。

チャベスがまさかの遅れ

現在総合2位のヨアン・エステバン・チャベス(@estecharu/COL/MITCHELTON – SCOTT)が73km地点でメイン集団から2分15秒、逃げ集団から3分18秒遅れて走っていることが発覚しました。
ポイント賞ジャージを着用しているエリア・ヴィヴィアーニ@eliaviviani/ITA/QUICK-STEP FLOORS)もその集団にいますが、トム・デュムラン@tom_dumoulin/NED/Team Sunweb)
など他の総合上位勢はメイン集団にとどまっています。

残り137km地点でマルティンがメイン集団に吸収され、チャベスがいる追走集団に差をつけるべくメイン集団は早めのペースを維持します。
”メイン集団”とはいうものの、人数的には追走集団とほぼ半々に分かれているようで、思いのほかタイム差がつくかと思われます。

メイン集団にチャベスを戻したいMITCHELTON – SCOTT@MitcheltonSCOTT)と、ヴィヴィアーニをスプリント勝負まで連れて行き今大会3勝目を挙げさせたいQUICK-STEP FLOORS@quickstepteam)の思惑が合致したのか、一度は追走集団はぐんぐんスピードを上げ、メイン集団との差を残り124.4kmで1分20秒にまで縮めます。
ですが残り100km地点にメイン集団が到着するころには追走集団とメイン集団の差は2分30秒ほどに広がりました。

フラッポルティ単独逃げに追うモホリッチとヴィッレッラ

残り90.1km地点の2つ目の中間スプリントポイント・サルナーノティボー・ピノ@ThibautPinot/FRA/GROUPAMA FDJ)ボーナスタイムでがサイモン・イェーツ@SimonYatess/GBR/MITCHELTON – SCOTT)との45秒を縮めようと前に出たところ、サイモンがそれを利用して逆にアタック。
サイモン、ピノの順で通過し、この時点での2人の差は46秒に広がりました。
ボーナスポイント1秒を獲得したのはバッレリーニです。

マルコ・フラッポルティ@MFrapporti/ITA/ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC)がメイン集団から逃げ出し、単独で走ります。
追走集団は追走を諦めたのか、残り80km地点でメイン集団と追走集団の差は5分30秒にまで広がりました。
このあとさらにチャベスが追走集団からも遅れます。

残り40kmを切ったあたりでメイン集団に動きがありました。
ダヴィデ・ヴィッレッラ@Davide_villella/ITA/ASTANA PRO TEAM)が飛び出し、モホリッチとともにフラッポルティを追います。
4級山岳・アンニフォ手前でフラッポルティはヴィッレッラとモホリッチに吸収され、山岳ポイントはモホリッチ、ヴィッレッラ、フラッポルティの順に通過しました。

残り30kmからは下りが続きます。
下りを利用してモホリッチがヴィッレッラを突き放し、独走態勢に入りました。

その後方ではニコ・デンツ@NicoDenz/GER/AG2R LA MONDIALE)、アレッサンドロ・デマルキ@ADM_RossodiBuja/ITA/BMC Racing Team)が2人を追い、ラスト20kmではモホリッチ、ヴィッレッラ、デンツの3人の先頭集団ができます。
メイン集団とはこの時点で21秒差でした。

残り20kmを切ってデュムランがバイク交換。
メイン集団はデュムラン待ちになり、15.7km付近で集団へ復帰しました。
さらに残り14kmで新人賞ジャージのリチャル・カラパス@RichardCarapazM/ECU/MOVISTAR TEAM)もバイク交換。

スプリント勝負を期待したサム・ベネットは3位、ステージ優勝はモホリッチ

残り12kmを切ったところで先頭集団はばらけ、ヴィッレッラが遅れます。
モホリッチも仕掛けて一度はばらけたものの、結局デンツが追い付きました。

ラスト10kmのゲートはデンツ、モホリッチが一緒に通過。
2人にヴィッレッラが続き、さらにその後ろをデマルキとセルヒオ・ルイス・エナオ@sergiohenaoofic/COL/Team Sky)が追うものの、デマルキとエナオは残り4.5kmでメイン集団に吸収されました。
この時点でのメイン集団とのタイム差は約1分です。

残り2kmを切って、メイン集団からアダム・ハンセン@HansenAdam/AUS/LOTTO FIX ALL)が抜け出します。
フラム・ルージュの時点でタイム差は42秒となり、さすがにハンセンの追走は間に合いません。

モホリッチが先頭でデンツはぴたっと後ろにつきますが、デンツは抜ききることができず、そのままモホリッチがステージ優勝。
集団はかなり細分化されたものの、スプリント勝負でサム・ベネット@Sammmy_Be /IRL/BORA – HANSGROHE)が3位に入りました。

第10ステージ:ステージ順位

3位のベネットから61位のマルティンまでが34秒差のフィニッシュ。
総合勢はチャベス以外34秒差集団にいたため、タイム差の変化はありませんでした。

    1. マテイ・モホリッチ(BAHRAIN – MERIDA):6:04:52
    2. ニコ・デンツ(AG2R LA MONDIALE):+0:00
    3. サム・ベネット(BORA – HANSGROHE):+0:34
    4. エンリーコ・バッタリーン@enricobattaglin/ITA/TEAM LOTTO NL – JUMBO):+0:34
    5. ダヴィデ・バッレリーニ(ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC):+0:34
    6. マス・ヴーツ・スミト@MadsWurtz/DEN/ TEAM KATUSHA ALPECIN):+0:34
    7. フランチェスコ・ガヴァッツィ@gavazzif/ITA/ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC):+0:34
    8. ハルリンソン・パンタノ(TREK – SEGAFREDO):+0:34
    9. ジャンルーカ・ブランビッラ@glbrambilla/ITA/TREK – SEGAFREDO):+0:34
    10. ホセ・ゴンサルヴェス@josegoncalvesim/POR/ TEAM KATUSHA ALPECIN):+0:34

チャベスの集団はモホリッチとデンツから25分25秒遅れでフィニッシュ。
総合2位のチャベス、マリア・チクラミーノのヴィヴィアーニ以外では、チームのエース選手だとティム・ウェレンス@Tim_Wellens/BEL/LOTTO FIX ALL)、ルイ・メインティス@LouisMeintjes/ATEAM DIMENSION DATA)もこの集団でした。

第10ステージ終了時点の総合順位

総合上位勢はチャベスが順位を大きく落とし、繰り上げでデュムラン以降は順位を1つ上げました。
ちなみにチャベスはサイモンから25分26秒差の39位です。

  1. サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):43:42:38
  2. トム・デュムラン(Team Sunweb):+0:41
  3. ティボー・ピノ(GROUPAMA FDJ):+0:46
  4. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ@pozzovivod/ITA/BAHRAIN – MERIDA):+1:00
  5. リチャル・カラパス(MOVISTAR TEAM):+1:23
  6. ジョージ・ベネット@georgenbennett/NZL/TEAM LOTTO NL – JUMBO):+1:36
  7. ローハン・デニス@RohanDennis/AUS/BMC Racing Team):+2:08
  8. ペリョ・ビルバオ@PelloBilbao1990/ESP/ASTANA PRO TEAM):+2:08
  9. マイケル・ウッズ@rusty_woods/CAN/TEAM EF EDUCATION FIRST):+2:28
  10. クリス・フルーム@chrisfroome/GBR/Team Sky):+2:30
  • 出走176選手/完走169選手/リタイア7選手(棄権2選手、途中棄権5選手)
  • Maglia Rosa(総合首位)…サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):43:42:38
  • Maglia Ciclamino(ポイント賞)… エリア・ヴィヴィアーニ(QUICK-STEP FLOORS):178ポイント
  • Maglia Azzurra(山岳賞)…サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):ポイント
  • Maglia Bianca(新人賞)… リチャル・カラパス(MOVISTAR TEAM):+1:23

実際のタイム差にプラスしてサイモンは3秒、ピノは2秒を中間スプリントポイントで獲得しています。
また、ラファエル・バルス@RafaVallsFerri/ESP/MOVISTAR TEAM)が途中棄権となりました。

第11ステージ概要

いよいよ今大会の中間地点ともいえる第11ステージにきました。
第11ステージではアッシジからオージモへ、アペニン山脈をまた超えてアドリア海の方に向かいます。

  • スタート:アッシジ
  • フィニッシュ:オージモ
  • 総距離:156.0km
  • 中間スプリントポイント:Castelraimondo、Filottrano
  • 補給地点:83km~86km地点
  • 山岳:Passo Cornello、Valico di Pietra Rossa(以上3級)、Osimo(4級)
  • ステージ:中級山岳
  • 開始時刻:13:05(日本時間20:05)
  • ステージ難度:★★★☆☆
  • 引用元:大会公式サイト内ステージ11コース紹介ページ

第11ステージは3級山岳2つと、フィニッシュ地点・オージモの4級山岳の合計3つの山岳があるステージです。
すべての山岳ポイントを1位通過すると、17ポイント獲得できます。

Giro2018_11_map

アクチュアル・スタートからアペニン山脈を緩やかに上り、41.7km地点の最初の3級山岳・パッソ・コルネッロに向かいます。
パッソ・コルネッロの平均勾配は4%台ですが、500m単位で見ると平均勾配2.0%の区間の次が8.4%だったりするので、うまくリズムに乗りたいところ。

パッソ・コルネッロを過ぎたあとはそのままアペニン山脈を緩やかに下り、中間スプリントポイント・カステルライモンドへ。
しばらくは下り続け、補給地点を通過した後はそのまま3級山岳・ヴァリコ・ディ・ピエトラロッサを通過してさらに下ります。

残り30kmを切ったあたりで800m続く平均勾配11%・最大勾配16%の激坂を含む1.5kmの坂を上ると、中間スプリントポイント・フィロットラーノに到着。
ここは昨年のジロを前に事故で亡くなったミケーレ・スカルポーニ(@MicheleScarponi/ITA/ASTANA PRO TEAM)が住んでいた街。
今大会の国際映像で随所に彼の写真を飾るファンの姿が見られたり、表彰式に息子が登場したりと、彼がいかに多くのファンや関係者に愛されていたかを感じます。

Giro2018_11_alt

フィロットラーノに別れを告げると、細かいアップダウンが残りは続く道を通って4級山岳・オージモへ。
ラスト5kmでオージモの街に入ると、複雑に入り組んだコースが続きます。

ラスト5km地点を過ぎると、遠くからでもわかる平均勾配13.6%・最大勾配16%の激坂。
しかも、路面はパヴェ。
長さは300mと短いうえに道も狭く、レース中は沿道の観客でさらに道幅が狭くなることが予想されます。

そこを過ぎるとヘアピンカーブや直角カーブ、もう一つ最大勾配16%の激坂(平均勾配12.4%、750m)が登場する上に道路は狭く、街中はかなりハード。
4級山岳だと思って侮ると痛い目にあいそうです。
ラストは市庁舎やカトリック教会など、古い建物が建ち並ぶ街の中心部でフィニッシュします。

第11ステージレース展望

フィニッシュ地点の街・オージモに入ってからパヴェを含む激坂2つが登場し、156kmとはいえ総合勢もそこそこシャッフルされそうなステージです。
昨日のチャベスほどではないものの、それなりのタイムを失って総合争いから脱落する上位陣が出てくる可能性も。

あと気になるのは、後半の中間スプリントポイント・フィロットラーノ。
1位通過はASTANA PRO TEAM@AstanaTeam)の選手が取りに来るのでしょうか。

そんなジロ・デ・イタリア第11ステージは本日20:05からDAZNで生中継!
お見逃しなく!

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