ENOSPO

ENOSPO

【Giro d’Italia 2018】TAPPA12

【Giro d’Italia 2018】TAPPA12

Giro18_TAPPA12こんにちは、スポーツライターのENOKI(@enoki0520)です。

グランツールの一つジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)のコース紹介記事を毎日更新しています!
前日のレースの簡単な振り返りも行うので、レースを見逃した人はもちろん、レースを見た人もおさらいとしてご覧ください。
大会公式Twitterアカウント(@giroditalia)や公式アプリも要チェックです!

Giro d'Italia

第11ステージをプレイバック

昨日の第11ステージ、アッシジ~オージモへのステージを振り返りましょう!

【Giro d’Italia 2018】TAPPA11
【Giro d’Italia 2018】TAPPA11 こんにちは、スポーツライターのENOKI(@enoki0520)です。 グランツールの一つジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)のコース紹介記事を毎日…

第11ステージ:レース展開

第11ステージはアクチュアル・スタートからすぐに逃げは決まりませんでした。
36kmほど走ったところでようやく、ルイス・レオン・サンチェス@LLEONSANCHEZ/ESP/ASTANA PRO TEAM)、アレッサンドロ・デマルキ@ADM_RossodiBuja/ITA/BMC Racing Team)が先頭を走り、彼らをファウスト・マスナーダ@MasnadaFausto/ITA/ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC)とミルコ・マエストリ@mircomaestri9/ITA/BARDIANI CSF)が追走する形で逃げ集団4人が決まります。

3kmほどでマスナーダは前の2人に追いつきます。
マスナーダ、サンチェス、デマルキの順で3級山岳・パッソ・コルネッロを通過。
この時点で3人を追走するマエストリとは34秒、逃げ集団形成後にメイン集団から飛び出したアレックス・トゥリン@AlexTurrin/ITA/WILIER TRIESTINA – SELLE ITALIA)とは1分2秒、メイン集団とは4分近いタイム差がついています。

5人の逃げ集団、スカルポーニに捧げるLLサンチェスの中間スプリントポイント

マエストリも3人に合流し、逃げ集団はややスピードを緩めてトゥリンの合流を待ち、残り106km地点から再びスピードを上げました。
大勢は変わらず中間スプリントポイント・カステルライモンドをメイン集団に3分30秒ほどのタイム差をつけて通過します。
通過順位はトゥリン、マエストリ、デマルキがトップ3でした。

コースの半分を過ぎたころには、逃げ集団とメイン集団のタイム差は約2分まで縮まります。
しかし3級山岳・ヴァリコ・ディ・ピエトラロッサを通過したころには再び3分差まで開きました。
ちなみに通過順位はマスナーダ、マエストリ、デマルキ、サンチェス、トゥリンです。
この時点でマスナーダの山岳ポイントは35点で、第10ステージ終了時36ポイントで3位のティボー・ピノ@ThibautPinot/FRA/GROUPAMA FDJ)に1ポイント差の4位に迫ります。

もう一つの中間スプリントポイント・フィロットラーノは昨年のジロを前に事故で亡くなったミケーレ・スカルポーニ(@MicheleScarponi/ITA)が住んでいた街。
フィロットラーノの中間スプリントポイントゲートは、スカルポーニのチームメイト・サンチェスが1位通過。
水色と黄色のASTANA PRO TEAM@AstanaTeam)カラーの風船がフィロットラーノの上空に舞っていました。
フィロットラーノ通過時点でマエストリとトゥリンが逃げ集団から遅れ、メイン集団との差も2分を切ります。

残り16.1km地点でトゥリンとマエストリは逃げ集団と1分差のメイン集団に吸収されました。
フィニッシュ地点のオージモが近づくと、ムーロと呼ばれるこの地方独特の壁のような坂がいくつか並びます。

チャベスのアシストも実ったマリア・ローザの2勝目

残り10kmを切ってもメイン集団と逃げ集団のタイム差は45秒ほど。
4kmほどでタイム差は15秒まで縮まり、残り5kmでメイン集団が2人を飲み込みました。
それと同時にカウンターアタックでズデニェック・スティバール@zdenekstybar/CZE/QUICK-STEP FLOORS)とティム・ウェレンス@Tim_Wellens/BEL/LOTTO FIX ALL)が2人で集団を飛び出します。

その後方ではマイケル・ウッズ@rusty_woods/CAN/TEAM EF EDUCATION FIRST)、ダヴィデ・ヴィッレッラ@Davide_villella/ITA/ASTANA PRO TEAM)、セルヒオ・ルイス・エナオ@sergiohenaoofic/COL/Team Sky)がパヴェの入り口付近で落車。
ウッズは総合10位でまだ残り3km地点手前のため、1分5秒を失うことに。

ウェレンスとスティバールは残り3kmでメイン集団と7秒差でしたが、フラム・ルージュを前にサイモン・イェーツ@SimonYatess/GBR/MITCHELTON – SCOTT)やトム・デュムラン@tom_dumoulin/NED/Team Sunweb)、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ@pozzovivod/ITA/BAHRAIN – MERIDA)といった総合上位勢に逆転を許します。
アシストのエナオの落車の影響もあってか、クリス・フルーム@chrisfroome/GBR/Team Sky)は既にサイモンらからかなり後方です。

サイモンは勢いそのままに第9ステージに続く今大会ステージ2勝目を決めました。
市街地に入ってからなんとか差を縮めたデュムランも2秒差の2位、3位にはダヴィデ・フォルモロ@davideformolo /ITA/BORA – HANSGROHE)が入りました。

第11ステージ:ステージ順位

サイモンが今大会ステージ2勝目を獲得し、ライバル勢との差をさらに広げました。

  1. サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):3:25:53
  2. トム・デュムラン(Team Sunweb):+0:02
  3. ダヴィデ・フォルモロ(BORA – HANSGROHE):+0:05
  4. アレクサンドル・ジェニエス@AlexGeniez/FRA/AG2R LA MONDIALE):+0:08
  5. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(BAHRAIN – MERIDA):+0:08
  6. パトリック・コンラート@PatricKonrad/AUT/BORA – HANSGROHE):+0:08
  7. ティボー・ピノ(GROUPAMA FDJ):+0:08
  8. マクシミリアン・シャッハマン@MaxSchachmann/GER/QUICK-STEP FLOORS):+0:11
  9. ローハン・デニス@RohanDennis/AUS/BMC Racing Team):+0:18
  10. ファビオ・アル@FabioAru1/ITA/UAE TEAM EMIRATES):+0:21

総合上位勢が軒並みランクインしています。
ステージ8位のシャッハマンはこのステージ終了時点で新人賞5位です。

第11ステージ終了時点の総合順位

総合順位はステージ優勝したサイモンがデュムラン以降とのタイム差をさらに広げました。
これで1分以内にいるのはデュムランだけですが、第16ステージのITTを考慮すれば獲得できるタイム差は取りこぼしたくないところです。

  1. サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):47:08:21
  2. トム・デュムラン(Team Sunweb):+0:47
  3. ティボー・ピノ(GROUPAMA FDJ):+1:04
  4. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(BAHRAIN – MERIDA):+1:18
  5. リチャル・カラパス@RichardCarapazM/ECU/MOVISTAR TEAM):+1:56
  6. ジョージ・ベネット@georgenbennett/NZL/TEAM LOTTO NL – JUMBO):+2:09
  7. ローハン・デニス(BMC Racing Team):+2:36
  8. ペリョ・ビルバオ@PelloBilbao1990/ESP/ASTANA PRO TEAM):+2:54
  9. パトリック・コンラート(BORA – HANSGROHE):+2:55
  10. ファビオ・アル(UAE TEAM EMIRATES):+3:10
  • 出走176選手/完走169選手/リタイア7選手(棄権2選手、途中棄権5選手)
  • Maglia Rosa(総合首位)…サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):47:08:21
  • Maglia Ciclamino(ポイント賞)… エリア・ヴィヴィアーニ@eliaviviani/ITA/QUICK-STEP FLOORS):178ポイント
  • Maglia Azzurra(山岳賞)…サイモン・イェーツ(MITCHELTON – SCOTT):58ポイント
  • Maglia Bianca(新人賞)… リチャル・カラパス(MOVISTAR TEAM):+1:56

終盤の落車でタイムを失ったウッズとサイモンから40秒遅れたフルームがトップ10から陥落。
ステージ上位に入ったコンラートとアルがトップ10に入りました。
4賞ジャージには変動ありません。

第12ステージ概要

第12ステージは第7ステージ以来の平坦コースです。

  • スタート:オージモ
  • フィニッシュ:イモラ
  • 総距離:214.0km
  • 中間スプリントポイント:Pesaro、Forlì
  • 補給地点:105km~108km地点
  • 山岳:Tre Monti(4級)
  • ステージ:平坦
  • 開始時刻:12:05(日本時間19:05)
  • ステージ難度:★★☆☆☆
  • 引用元:大会公式サイト内ステージ12コース紹介ページ

オージモを出てアドリア海を右に見ながらイモラに向かうコース。
ほとんど高低差がないフラットなコースで、4級山岳・トレ・モンティがステージ終盤に登場します。

Giro2018_12_map

パレード・ランは昨日の第11ステージのフィニッシュ地点から逆走するように始まり、地方道路の361号線(マップ内水色の線)をたどるように北上。
ちょうど”ふくらはぎの直径が一番太いところ”にある港町・アンコーナにたどり着いたあとは、アドリア海を線路越しに眺めながら国道16号を進みます。

ずっと北西に向かって75.8km地点の中間スプリントポイント・ペーサロを境に、国道16号線は内陸のコースに。
ペーサロは標高4mでしたが、標高122mのラ・シリガタに向かって約10kmで100m上ります。
ラ・シリガタの上りを下ったあとは、100km近くほぼ高低差のないフラットなコースが続きます。

残り52km地点の2つ目の中間スプリントポイント・フォルリを通過したあとは、フィニッシュ地点のイモラに入ります。

Giro2018_12_alt

ラスト19.5km地点からはイモラ・サーキットとその周辺を周回します。
1周15.3kmなので、周回コースを走るのは4/3周くらいです。

サーキット内はもちろん平坦ですが、サーキット周辺のコースは平均勾配4.2%、最高勾配10%の4級山岳・トレ・モンティを含み、アップダウンに富んでいます。
トレ・モンティは200mも上らないものの、200km以上これといった上りもないまま過ごしたステージにおいてはいいアクセントに。
スプリンターが離されるような上りではありませんが、トレ・モンティの上りや下りを利用したアタックにも注目です。

ラスト650mは直線でフィニッシュ。
道幅が一般道より広いので、集団スプリントの順位争いは熾烈を極めそうです。

第12ステージレース展望

久々の平坦ステージとなる第12ステージ。
言うまでもないスプリンター向けのステージで、今大会の平坦ステージで既に優勝しているエリア・ヴィヴィアーニ@eliaviviani/ITA/QUICK-STEP FLOORS)やサム・ベネット@Sammmy_Be /IRL/BORA – HANSGROHE)、ポイント賞5位のサーシャ・モドロ@SachaModolo/ITA/TEAM EF EDUCATION FIRST)が優勝候補です。

サイモンやデュムランといった総合勢は、早くも第14ステージに備えてメイン集団での温存が予想されます。
イモラ・サーキットは広く、トレ・モンティも致命的な遅れを生む山岳ではないため、ラスト3km手前でのトラブルはなんとしても避けたいところ。

本日のジロ・デ・イタリア第12ステージは本日20:05からDAZNで生中継!
お見逃しなく!

Leave A Reply

*

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status